紅茶の本があり、抹茶の本もあります。番茶にも学術書が2冊あります。ほうじ茶で図書館の検索窓を引くと、出てくるのは雑誌記事と論文でした。

理由は分からない。分かっているのは、無いということ

理由は分かりません。分かっているのは、無いということのほうです。

3経路で探した結果

国立国会図書館サーチ、CiNii Books、楽天ブックスの3経路で探して、ほうじ茶を主題にした解説書は1点も出てきませんでした。書名に「ほうじ茶」が入る図書は6点で、うち5点は抹茶や紅茶と並べた製菓の本。主題になっている1点も、本間節子『ほうじ茶のお菓子』(2019年)という製菓のレシピ本でした。ほかに書名を借りた文学エッセイが1点(常盤新平『熱い焙じ茶』1993年)。608ページの『茶の事典』にも、242ページの日本茶検定公式テキストにも、独立した章はありません(目次で見た範囲です)。

売れないから出ない、という説明

売れないから出ないのだ、という説明はありえます。ただし、それを確かめる数字が手元にありません。出版科学研究所の「日本の出版統計」は、販売金額も新刊点数も有料の年報に載せています。無いから書く、それだけです。

数えるときに、一つだけ気をつける点

数えるときに、一つだけ気をつける点があります。「ほうじ茶」は、絵と文を書く人のペンネームでもあります。検索に出てくる冊数は、書いた人の名前まで見ると合います。