DATA
ほうじ茶の淹れ方案内の比較(29件中、数字のある27件)
淹れ方の案内29件(茶商・メーカー18社、公的機関・団体11件)を集め、数字のある27件を並べました。取材記事の1件を除く26件で、時間は約10倍、茶葉の量は約4倍ひらいています。
主な結果
- 標準の条件は熱湯で30秒で、成分表も90℃・30秒で測っています。
- 待ち時間は25秒から約4分で、約10倍ひらいています(取材記事の1件を除く26件)。
- 湯100mLあたりの茶葉は1.0gから4.2gで、約4倍ひらいています(同じ26件)。
- 焙煎の深さで湯温や時間を書き分けている案内は、1件もありませんでした。
- 数字を分けていたのは藤田茶園の1件で、分け方は原料の茶期でした。
- 80℃台を勧める案内は2件で、どちらも理由に焙煎の深さを挙げていません。
表
| 出どころ | 茶葉量 | 湯量 | 湯温(表記のまま) | 時間 | 100mLあたり茶葉量(計算値) |
|---|---|---|---|---|---|
| 日本食品標準成分表2020年版(八訂) | 15g | 650mL | 90℃ | 0.5分 | 2.3g |
| 茶のいれかたの検討(1973)表7 標準浸出法 | 15g | 650mL | 熱湯 | 30秒 | 2.3g |
| 滋賀県茶業会議所(やかん) | 10g | 1L | — | 30秒 | 1.0g |
| 中村藤吉本店(やかん・煮出し) | 40g | 2〜3L | 沸騰 | 約2分 | 1.3〜2.0g |
| 静岡県富士市 | 3g(1人分) | 150〜200mL | 100℃の熱湯 | 30秒 | 1.5〜2.0g |
| 福寿園(hinome 棒ほうじ茶) | 3g | 180mL | 沸騰したお湯 | 約1分 | 1.7g |
| ルピシア(雁ヶ音日記) | 2.5〜3g | 150mL | 熱湯 | 2〜2.5分 | 1.7〜2.0g |
| 伊藤園(お茶百科・いれ方) | 4g | 200mL | 95℃ | 30秒 | 2.0g |
| ルピシア(信楽熟成ほうじ茶ほか) | 3〜4g | 150mL | 熱湯 | 30秒〜1分 | 2.0〜2.7g |
| 宇治田原製茶場 | 6〜8g | 200〜300mL | 約90〜100度 | 約30秒 | 2.0〜4.0g |
| 丸八製茶場(献上加賀棒茶リーフ) | 6g | 260mL | 熱湯 | 25秒 | 2.3g |
| 丸八製茶場(加賀ほうじ茶リーフ) | 6g | 260mL | 熱湯 | 30秒 | 2.3g |
| 福寿園(ほうじ茶各種) | 3g | 130mL | 熱湯 | 約30秒 | 2.3g |
| 新井製茶(茎ほうじ茶) | 3g(1人分) | 130cc(1人分) | 熱湯 | 30秒〜1分 | 2.3g |
| 舞妓の茶本舗 | 15g | 約650mL | 熱湯 | 30秒 | 2.3g |
| 埼玉県茶業協会 | 9g(3人分) | 390mL | 熱湯 | 30秒 | 2.3g |
| 世界緑茶協会 | 3g(1人分) | 130mL | 沸騰した熱いお湯 | 約30秒 | 2.3g |
| 森乃園 | 10g | 400mL | 熱湯(100℃) | 約4分 | 2.5g |
| 京都府茶業会議所 | 10g | 300〜400mL | 温度の指定なし | 約30秒 | 2.5〜3.3g |
| 上林春松本店 | 10〜15g | 400mL | 熱湯 | 30〜40秒 | 2.5〜3.8g |
| 美濃加茂茶舗(直火深煎りほうじ茶リーフ) | 約5g | 約180mL | 約80℃(湯冷まし後) | 1分 | 2.8g |
| 福寿園(白い茎ほうじ茶) | 4g | 130mL | 熱湯 | 約1分 | 3.1g |
| 中村藤吉本店(急須) | 10g | 300mL | 100℃ | 30〜40秒 | 3.3g |
| カネ十農園(棒茶リーフ) | 4g(100mLあたり) | — | 90℃ | 40秒 | 4.0g |
| カネ十農園(焙じ茶リーフ) | 4g(100mLあたり) | — | 90℃ | 30秒 | 4.0g |
| 一保堂茶舗(極上ほうじ茶) | 10g | 240mL | 100℃ | 30秒 | 4.2g |
| 一保堂茶舗(基本の番茶類) | 10g | 240mL | 100℃ | 30秒 | 4.2g |
| 柳桜園茶舗(媒体の取材記事) | 10g | 約210cc | 沸騰湯 | 20〜30秒 | 4.8g |
| 寿老園 | 約8g | —(急須540mL用) | 95℃ | 約1分 | — |
| 宇治園 | — | — | 90〜100℃ | 30秒 | — |
| 滋賀県茶業会議所(急須) | 3〜4g | — | 100℃ | 30秒 | — |
| 象印(かくしあじ) | — | 約200mL | 沸騰直後の熱湯 | 30秒 | — |
| 藤田茶園(一般的なほうじ茶) | 3〜4g | — | 熱湯 | 30秒 | — |
| 藤田茶園(一番茶を使ったほうじ茶) | 2〜3g | — | 80〜90℃ | 1分 | — |
| 農林水産省「お茶大国、ニッポン。」 | — | — | 90〜100℃ | 30秒〜1分 | — |
| 静岡県茶業会議所 | 15g(5茶碗分) | — | 熱湯 | 30秒 | — |
| JA京都やましろ | 大さじ3 | たっぷり | 100℃(本文は「ぐらぐら沸いた熱湯」) | 30秒 | — |
| 日本茶インストラクター協会 | — | — | 熱い湯 | 約30秒 | — |
| 日本茶業中央会 | — | — | — | — | 淹れ方のページがない |
| 静岡県茶商工業協同組合 | — | — | — | — | 淹れ方のページがない |
| 幅(柳桜園茶舗の1行を除く) | — | — | 80〜100℃ | 25秒〜約4分=約10倍 | 1.0〜4.2g=約4倍 |
調べ方
- 淹れ方を調べた29の事業者・団体(茶商・メーカー18社、公的機関・団体11件)を一覧にしました。
- うち2件は淹れ方のページがなく、数字のある27件を比べました。
- あわせて、日本食品標準成分表と1973年の研究会報告の条件を基準の2行として並べました。
- 湯温は各社の表記のまま載せ、「熱湯」などを℃に換算していません。
- 100mLあたりの茶葉量は、公開値ではなく茶葉量と湯量からの計算値です。
- 柳桜園茶舗の1行は媒体の取材記事が出どころのため、幅の計算から外しました。幅は残る26件から出しています。
- 確認日は2026年9月22日です。表の各行の個別URLの一部は、記事の出典一覧にありません(未確認)。
出典
- 文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」茶類の浸出条件 ↗(確認日 2026-09-22)
- 茶のいれかた研究会「茶のいれかたの検討」茶業研究報告 40:58-66(1973) ↗(確認日 2026-09-22)
- 日本茶業中央会サイト掲載「12ヶ月のお茶給食献立集」 ↗(確認日 2026-09-22)
- 農林水産省サイト掲載PDF「おいしいお茶の入れ方」 ↗(確認日 2026-09-22)
- 農林水産省「お茶大国、ニッポン。」 ↗(確認日 2026-09-22)
- 伊藤園「お茶百科」玄米茶・ほうじ茶のいれ方 ↗(確認日 2026-09-22)
- 伊藤園「お茶百科」お茶と水・湯の温度 ↗(確認日 2026-09-22)
- 一保堂茶舗「基本の番茶類(ほうじ茶・玄米茶等)」 ↗(確認日 2026-09-22)
- 一保堂茶舗「極上ほうじ茶100g袋」 ↗(確認日 2026-09-22)
- 森乃園「お茶の美味しい淹れ方」 ↗(確認日 2026-09-22)
- 滋賀県茶業会議所「土山一晩ほうじ」道具別の淹れ方 ↗(確認日 2026-09-22)
- 柳桜園茶舗の淹れ方(媒体の取材記事) ↗(確認日 2026-09-22)
- 藤田茶園「お茶日和」ほうじ茶の淹れ方 ↗(確認日 2026-09-22)
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このデータの引用のしかた
引用するときは、次の文をそのまま使えます。このページのURLを添えてください。
日本ほうじ茶協会「ほうじ茶の淹れ方案内の比較(29件中、数字のある27件)」(2026年9月調査)https://japan-hojicha.org/data/brewing-guide-comparison