ほうじ茶ラテの作り方は、一通りではありません。ここでは公式に公開されている二つのレシピを、そのまま読みます。人数も材料も違うので、いいところだけを混ぜて一つにはしません。まず片方を、書かれているとおりに作るのが近道です。混ぜてしまうと、どちらでもなくなります。
茶葉から淹れる—丸八製茶場
丸八製茶場は、2人分の棒茶ラテのレシピを公開しています。材料は「献上加賀棒茶」18g(大さじ約9杯)、または「献上加賀棒茶」ティーバッグ6個。ほかに熱湯320ml、牛乳80ml、砂糖10gです。茶葉から淹れる方式で、牛乳は少なめの配分です。
手順は三つです。急須または耐熱容器に茶葉と熱湯を入れ、2分30秒待ちます。カップに砂糖を入れ、そのお茶を注いでよく溶かします。最後に温めた牛乳を加えて完成です。砂糖を先に溶かしてから牛乳、という順番になっています。分量は2人分のままで読んでください。
温度については「熱湯」「温めた牛乳」と書かれているだけで、数値は指定されていません。何℃と読み替えず、書かれているとおりに扱うほうが確実です。分からないところは、そのまま残しておきます。待ち時間だけは2分30秒と明記されています。書かれた範囲を、そのまま守ります。
粉末を溶かす—伊藤園
伊藤園は、1人分のほうじ茶ラテのレシピを公開しています。材料は「さらさらとける お~いお茶 ほうじ茶」大さじ1、お湯30cc、牛乳140cc。指定の商品を使うレシピで、こちらは牛乳が主役の分量です。お湯は溶かすための少量で、抽出ではなく溶かす作り方になります。
作り方は、カップに商品とお湯を入れてよく溶かし、手鍋に牛乳を入れて泡立て器でかき混ぜながら沸騰直前まで温め、そこへ注ぐという流れです。待ち時間や数値の温度は、こちらも指定されていません。抽出の工程がないぶん、手数は少なめです。泡立て器を使うところが指定されています。
混ぜずに、どちらかを選ぶ
二つのレシピは人数が違い、茶葉から抽出する方式と、指定の商品を溶かす方式という違いもあります。分量や手順を足し合わせて一つの公式レシピのように扱うと、どちらの再現でもなくなってしまいます。まずは、どちらかに決めてしまうのが確実です。人数をそろえてから比べるほうが安全です。
大さじからグラムへの換算も、原文にない置き換えです。まずはどちらかをそのまま作ってみて、それから甘さや牛乳の量を自分の好みに寄せていく。この順番なら、味が変わった理由がはっきりします。基準の一杯を持っておくと、あとで比べられます。土台があると、次に何を変えるかが決まります。
